設備案内
麻酔器
純度100%の酸素と安全性の高い麻酔薬イソフルレンを混合し動物に吸入させます。
吸入麻酔は覚め易く調節しやすいのが特徴です。
手術時の麻酔管理に使用しています。
人工呼吸器
麻酔中の呼吸管理や緊急時などによる呼吸停止の状態に自動的に酸素を肺へ送り込みます。
動物用生体モニター
カラー表示の動物用生体モニターで、心電図、心拍数、ETCO2、SpO2、カプノグラム(呼吸状態)、非観血血圧をモニターします。
主に手術時や重体患者の生体情報をモニタリングするのに使用し情報をリアルタイムで提供してくれます。
より安全な麻酔をかけるために非常に重要な存在です。
高圧蒸気滅菌器
手術器具等を高圧蒸気により滅菌します。
感染の無い清潔な手術にかかせません。
ガス滅菌器
高温の蒸気滅菌では使用できない器材も滅菌可能です。
滅菌手術にはかかせません。
血液検査機器
セルタックα MEK-6358
白血球・赤血球・血小板(犬)の数を調べます。
赤血球の大きさやヘモグロビンの量もわかり、貧血の場合には 貧血の分類ができます。
血液生化学検査器 アークレイ スポットケム SP-4410
肝臓や腎臓などの臓器に異常が無いかどうかを調べる血液検査の機械です。
糖尿病がないか、胆のう炎・胆管炎がないかホルモン異常がないかなどもわかります。
血液電解質検査器 アークレイ スポットケムEL SE-1520
脱水、嘔吐、下痢、ホルモン異常による血液中のイオンバランスの変化を測る機械になります。ナトリウム、カリウム、塩化物イオン
尿検査機器
尿検査の機械です。
試験紙を機械で測定するため、いつも同じ条件で検査ができます。
糖尿・血尿・蛋白尿・感染尿があるのかどうか尿のpHなどがわかります。
アンモニア測定器
子犬の門脈大静脈シャントや高齢犬の肝硬変など 重度の肝機能不全を見つけることができます。
子犬の門脈大静脈シャントは早期発見&手術により治癒が可能な疾患なので、たいへん重要です。
遠心分離機
血液や尿や胸水腹水などの細胞成分を調べたりするために遠心分離する機械です。炎症細胞や腫瘍細胞を検出したりヘマトクリット管を遠心することにより、脱水や貧血の有無 高脂血症の有無
血液中の総タンパクの量、黄疸指数がわかります。
レントゲン撮影装置
X線(放射線の1種)によって、フィルム上に生体内の構造を撮影し記録する画像診断装置です。
臓器や構造物の位置・形・大きさなどの変化を確認するために非常に重要な検査法とされています。
超音波診断装置
音の性質(透過と反射)を利用して体内部の断層像を描くことができます。無侵襲であり苦痛がありません。
各臓器の動き・形などをリアルタイムで見る事ができます。
主に臓器の内部構造がわかります。
顕微鏡
便検査では 寄生虫や細菌を。
尿検査では 結晶や細菌や細胞を。
細胞診では 炎症や腫瘍細胞の有無などを。
ミクロフィラリア検査では フィラリアの子虫を。
耳垢の検査では 耳ダニ・マラセチア・細菌などを
皮膚の検査では ダニ・カビ・細菌を みています。
自動分包機
錠剤や粉薬等を分包する時に活躍してくれる機械です。
早く正確に分包することができます。
超音波式ネブライザー
喘息治療用薬剤等を霧状にして、それを鼻や口から吸い込むことで肺の深部まで到達させ、喘息等の治療・予防につなげる噴霧装置です。
細菌性やアレルギー性の気管支炎や肺炎に非常に効果があります。
注射では副作用の強い薬も安全に使うことが出来ます。