猫ちゃんと暮らすご家族に、大切なお願いがあります。

猫ちゃんが病気知らずで長生きする方法

心身ともに満たされることが、長生きのひけつです

  1. 1.家から出さない
    迷子や交通事故を防ぎ、猫エイズや猫白血病ウイルスなどの難病にならないため。
  2. 2.避妊・去勢手術をする
    メス:老齢猫がよくなる卵巣や子宮の病気がなくなり長生きします。
    オス:発情しなくなり外出したがらなくなり長生きします。
  3. 3.混合ワクチンを接種する
    基本は3種混合を。かかりやすく非常に重篤になるウイルス病を防ぐことができます。
    (伝染性鼻気管炎、猫カリシウイルス、猫パルボウイルス)
    * 外に出ない猫ちゃんでも人を介して病気の発生あります。
  4. 4.良質のフードを与える
    安価なキャットフードは、 フードの中のマグネシウムの量が抑えられていないため、結石症になりやすく、危険です。
    特にオス猫ちゃんは尿道が非常に細く閉塞しやすいため、尿道閉塞が多発傾向にあります。
    ヒルズ・アイムス・ユーカヌバ・ロイヤルカナンをお勧めいたします。
  5. 5. トイレをいつも清潔にする
    トイレに行けなくて我慢していると、膀胱炎になったり、
    時には急性の腎不全になります。
  6. 6. いつでもお水(冬はぬるま湯に!)を飲める状態に
    猫ちゃんに多い尿結石症と腎不全を防ぐためには、脱水させないように しっかりと水分を取ることが重要です。
    猫はいわゆる猫舌のために冷たいお水が苦手です。そのため水が冷たくなる冬はぬるま湯にしてあげましょう。
  7. 7. 肥満に注意
    肥満は人間と同じで万病の元です。 心臓病・肝臓病・糖尿病の危険が高まります。
    特に肥満のネコちゃんが、何らかの病気で3日間ほど食べれなくなると体内の脂肪が肝臓へ入り込んでしまって、重度の肝臓病になります。
  8. 8.眼・耳・口 内の異常を感じたらすぐ病院へ
    眼:結膜炎もほっておくと眼に傷ができ、膿が 眼の中に貯留し、
    眼を摘出手術しないといけなくなることがあります。
    耳:外耳炎も慢性化すると化膿したり、耳の中の皮膚がぶ厚くなったり、耳血腫という耳の軟骨に水が貯まることがあります。
    歯:歯石の付着により歯周病になって食べれなくなったり、血液を介して細菌が臓器へ行き、心臓病や腎臓病を引き起こします。
  1. 9.毎日をごきげんさんに過ごす。ストレスをかけない
    ストレス状態は 身体の免疫力を低下させ、病気になりやすくなります。
  2. 10.愛情をたっぷりそそぐ。ゴロゴロ甘やかす
    猫ちゃんは非常に頭が良く、心も豊かで、基本的に寂しがりやさんです。
    母猫の代わりに愛情をたっぷりと注いであげましょう。
    それが、猫ちゃんの免疫力を高め、長生きの秘訣となります。
  3. 11.異常が無いかを、よく観察する。
    体調に異常が無いか、いつもよくみてあげましょう。
    特に老齢になりますと、糖尿病や慢性腎不全の発生が多くなります。
    早期発見・早期治療により、寿命がだいぶん変わってきます。
  4. 12.ノミ・マダニ・回虫・フィラリアを予防する。
    ノミやマダニから急性にひどい貧血を起こすヘモプラズマという原虫がうつります。一度かかると一生身体から排除できません。
    輸血や入院が必要となる場合があります。
    回虫は腸に寄生する虫で、人にも感染する人畜共通感染症の一つです。
    フィラリアは蚊からうつる心臓に寄生する虫です。
    猫ちゃんは抵抗力があるのですが、時にかかってしまい突然死する可能性があります。
  5. 13. ひも状異物に注意する
    毛糸などのひも状のものは猫ちゃんの舌の突起にからまりやすいのです。
    噛んで遊んでいると飲みたくなくてもどんどん入っていき、
    腸にひっかかって腸が破れ、細菌性の腹膜炎を起こし死んでしまいます。
  6. 14. お風呂へ落下しないように注意する
    風呂桶に貯まった湯によって溺れてしまう事故に注意しましょう。
  7. 15. ユリ科植物を部屋に置かないようにする
    ユリやチューリップなどのユリ科植物は犬や猫に対して猛毒です。
    急性腎不全を起こして死亡します。
    葉・茎・球根・花・花粉など 全てに毒があります。
  8. 16. 1年に1回は定期健診を受ける
    身体検査・便検査・尿検査・血液検査・レントゲン検査、その他 必要があれば 超音波検査 心電図検査
  9. 17. 寒い冬は部屋を暖かく(20℃以上)する
    寒いと病気が多発します!

食べては危険なもの・食べてもよいもの

食べてはいけないもの

鋭くとがったもの ※胃腸を突き破って腹膜炎で死んでしまいます
(例)串 バーべキューの串 藤かご 木くず 針 鶏の骨 魚の骨

ひも ※腸にひっかかり腸を破ってしまいます

中毒を起こすもの
(例) たばこ 人間用の薬
※ヒトの風邪薬や痛み止めにより犬猫は胃潰瘍になります
※ヒトの眠り薬を大量に飲んだ場合、死んでしまうことがあります
※正露丸もフェノールという物質が入っていて中毒を起こします

硬貨 ※銅中毒を起こすことも

アルコール類

チョコレート ※特に外国製のものが危険と言われています

ぶどう&レーズン ※最近、急性腎不全を起こすと言われています

ユリ科植物 ※少量でも急性腎不全を起こすため非常に危険です
(例)ユリ チューリップ ヒヤシンス イヌサフラン

おすすめできないお野菜・果物
ブロッコリー ほうれんそう 苦いお野菜(膀胱結石が出来やすくなります)
アボカド(多量に食べると中毒起こします) いちご (多量に食べると低血糖・肝障害)

感電するもの ※ダンボールなどであらかじめ防御しておきましょう
(例) 電気コード類

赤血球を壊すもの
(例) たまねぎ ねぎ にんにく にら ラッキョウなど
(シチューなど大量に入っている場合に特に危険ですが、たくさん食べなければ怖くないです)

胃腸につまるもの ※口に入る大きさの異物は全て危険です。特に子犬は注意してください。
(例)桃の種 輪ゴム ビニール ナイロン 消しゴム ロケット鉛筆  石 おもちゃの残骸 使用済みの生理用品 ビー玉 スーパーボール

脂っこいもの ※非常に怖い急性膵炎を起こしやすいです
(例)焼肉 ステーキ 霜降り牛肉 から揚げ てんぷら ケーキ類  ぎょうざ ハンバーグ シュークリーム フライドチキン

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